SAGA UNIVERSITY
POWER ELECTRONICS LABORATORY (Prof. Kasu)

配属を考えている学部生へ Message

Voice 先生からのメッセージ

嘉数 誠
  • わたしが企業から佐賀大学に移ってきてから5年が経ちました。

    最初、研究室には机、椅子しかなく、学生たち(今は卒業生)が、モップで掃除をしたり、学生たちとホームセンターで部材を買って、外部から頂いた装置の電源ケーブルの配線、 冷却水や排気ダクトの接続工事を技術職員の方たちとしたり、本当に卒業生たちは良く頑張ってくれました。

    このような学生たち(今は卒業生)のパワーと、国や企業、佐賀大学からの多くのサポートいただいて、最新の設備、実験装置を揃えることができ、 学生たちによって、世界的にもトップレベルの研究成果がつぎつぎと生み出されています。皆様に感謝します。

    学生たちは、自主的に、そしてとてもアクティブに、研究に取り組んでくれていると思います。(時間管理を含め、自主性に任せています)

    嘉数・大島研究室はBグループになります。(他に、原重臣先生、高橋和敏先生もBグループです)

    研究は、パワーデバイスグループ、結晶グループ、太陽光発電システムグループに分けられますが、 週に一度、全体で、ゼミ(学部生は教科書、大学院生は英語のテキスト)、ミーティングで研究発表やディスカッションを行います。 (各々の研究は関連しあっていますので、例えば、結晶グループであっても、デバイスの実験をすることはありますので、心配いりません)

    学生でも新発見や世界記録達成できます。その場合、希望すれば、学生に学会(全国大会)や(英語で)国際会議で発表してもらいます。

    学会発表(東京、地方、海外)や外部での実験(吉野ヶ里メガソーラー、産業技術総合研究所九州センター、九州大学筑紫野キャンパス)の場合、原則として、旅費、宿泊費は研究室が支出しますので、心配は要りません。 旅行好きな学生が集まっているのは、このような理由からか?

    留学生(現在、モザンビーク、バングラデシュ、南スーダン)を積極的に受け入れています。 それは、科学技術は、本来、インターナショナルなものなので、学生のうちに世界的な視野を身に着けて欲しいという願いからです。 また、いうまでもなく、我が国の大学だからできる重要な社会貢献だと信じています。英語でコミュニュケーションしなければいけませんが、意外に学生は英語の上達が早いですね。

    研究は職員が責任をもって指導します。大学院の先輩と実験することも多いです。

    「半導体デバイス工学」や「パワーエレクトロニクス」に興味のある学生は、デバイスグループの研究に向いているでしょう。 「電子物性」や「半導体デバイス工学」に興味のある学生は、結晶グループの研究に向いているでしょう。「太陽光発電」や「計算機ソフトウエア」に興味のある学生は、太陽光発電システムグループの研究に向いているでしょう。
English page

contents

パワーエレクトロニクス講座
(嘉数 研究室)

〒840-8502
佐賀市本庄町1番地

TEL 0952-28-8648
FAX 0952-28-8648
E-mail kasu(at)cc.saga-u.ac.jp